大人の意識が子供の未来を変える

9月1日は、過去40年間で最も子供の自殺の多い日です。

夏休みが明け、学校に行きたくない子供たちが、

絶望的になり、死を選んでしまうのです。

テレビでもネットでもニュースになり、様々な人たちが関心を持っていることがわかりました。

NHK総合「ニュース シブ5時」では、魚類学者のさかなクンが、

「学校へ行きたくない君へ」という特集で、自身の体験を話してくれました。さかなクンが小学生の頃、担任の先生から魚が好きなのもいいけれどもっと勉強に集中しないといけないという話をされたそうです。

その時に一緒に話を聞いていたさかなクンのお母さんが、「小さいときはそれでいいんです」ときっぱりと言ってくれ、積極的に水族館に連れて行ってくれたそうなんです。

素敵なお母さん。

そんな経験から、学校に行きたくないと思っている子たちに送ったメッセージがとても興味深かったので引用しますと・・・

魚の世界からのヒントを話します。

海藻が枯れてしまうと、そこに隠れて命を育んできた小さな魚は困ってしまう。そこで無理に過ごそうとすると、大きな魚に食べられてしまう。そこで勇気を出して違う海藻のところに移動しなければいけない。

同じように学校に行こうと思っても、自分に合わないって時は違う手段があるんです。

広い海にギョギョッと出ることで、きっと自分に合う世界が見つかりますから。

さかなクンは、学校生活を送りながらも、自分の好きなことに出会ってそれを追及した体験から話してくれたのですね。

「学校に行かなくていい」って、少しは世の中で言われるようになったけれど、本当に本当の意味で親や教師が、

自分の子供、クラスの子に、

「行かなくていいよ」

「逃げ出していいんだよ」

って、心の底から言える人ってどれくらいいるんだろう。

人生がんばっちゃっていた私は、逃げることができない人でした。

ギリギリまで我慢してしまう。

そして、我慢の限界にきたときに、初めて逃げるという行動に出られる。

でも、心の中では、「逃げちゃった」って思っていました。

逃げること、やめることに、何の抵抗もなくなったのはごく最近です。

子供たちの未来のためにも、わたしたち大人自身のためにも、意識を変えていかないとこれからの時代は、もっと大変なことになっていくような気がしてなりません。